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人材派遣会社の仕入れとは

人材派遣業の業務の内訳を大雑把に分類すると、(1)派遣スタッフの募集、(2)管理、(3)販売の三つとなる。物販の世界を例にとると、派遣先に販売するためには「仕入れ」が必要であることになるが、人材派遣会社の仕入れとは「スタッフ募集」である。スタッフ登録型派遣の場合、このスタッフ募集は常時行なわなければならない。商品がモノであれば在庫がきく。ところが、派遣労働者は人間でありモノではない。黙って放置すれば彼ら、彼女らはどこかに行ってしまう。なぜなら、彼らは仕事を求めているからだ(だから派遣会社に登録する)。登録は単なる登録であって、拘束力のある雇用ではない。ゆえに、モノのように在庫はきかないのである。したがって、募集は毎日のように実行されている。派遣会社の営業担当者が日々営業活動を行ない、受注が増えているからである。とりわけ、最近の景気回復は企業の生産活動を活発にし、生産現場では労働力を必要としている。このため、今の人材派遣業界は「受注残」といって、受注に対する派遣労働者の配置が追いつかず、オーダーの何割かがそのままに残ってしまっている。“器用貧乏”といってもよいかもしれない。