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解体屋が引き取ったクルマを不法投棄する?

解体屋が引き取ったクルマを不法投棄することもある。これには二通りある。まず、自社の敷地がすでにいっぱいとなっている場合。手の込んだ業者になると、とりあえずナンバーをつけたまましばらく放置しておく。そして放置車両が付近の住民の目になじんだころ、ホイール、ラジエーターなど、そこそこの値段で売れる非鉄金属部品を少しずつ外していき、カネにならないボディを放置していくというもの。ナンバーは部品とともに取りはずされ、廃車手続きは終了している。そしてクルマのボディに刻印されている車体ナンバーも途中で消され、所有車を特定することが困難なように細工される。もうひとつが、すでに解体を終えたボディだけを放置するケース。こちらはそれよりはるかにスケールが大きい。なにしろ一台ずつなどというケチなことをせずに、クレーンを使って数台まとめて不法投棄することも珍しくないのだから。鉄屑相場の下落によってシュレッダー業者にボディを持ち込んでも逆に処分料を徴収されるようになったため、処分に困って不法投棄しているのだろう。こうした不法投棄が問題化するたびにいわれるのは、「ロクでもない業者が横行している。規制を強化しろ」という主張だ。