無論、この間も宝飾ビジネスの第一線に身を置き、国内での営業活動、海外での仕入れと動き回ってきましたが、ベルギーダイヤモンド問題やココ山岡の事件に代表されるように、一般の方々にとっての「宝飾業界は不透明で怪しく信頼できない業界」というイメージをなかなか払拭することはできませんでした。大企業の社員として恵まれた環境に身を置き、高所から業界の健全化を叫んでも、制約も多く、限界を感じ、15年前に居心地の良かった職場から巣立ち、本格的に業界の啓蒙教育活動に挑戦することにしました。しかし、孤軍奮闘の状況では、業界の古い堅牢な壁に小さな風穴を開けることぐらいしかできませんでした。そこで11年前に業界の有志100名のご賛同とご支援を賜り、大阪に「?ジャパン・ジュエリー・ビジネス・スクール」を開校しました。業界の根底からの教育啓蒙に当たろうと今日まで11年間、心血を注いできましたが、残念ながら学校も営利目的の私企業である以上、私の信念に反して虚偽も多く、生徒に対する欺瞞に目をつぶることも余儀なくされることにも我慢できなくなりました。
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