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豊胸材と結合組織病の関連

豊胸材と結合組織病の関連を最初に証明できるのは疫学的研究以外にない。〈コホート研究〉と〈症例一対照研究〉は、それぞれ長所と短所があるが、豊胸材が病気の危険因子かどうかという疑問の答に近づくには、どちらかの研究が必要だ。豊胸材を入れていて結合組織病を発病する女性達の症例を見つけるだけでは、その関連を証明するのに十分ではない。そういう症例が豊胸材を入れていない女性より多いかどうかを調べなければならない。豊胸材を入れた女性の中には、単に偶然で結合組織病になる人も当然いるはずだからだ。動物実験に頼ることもできない。動物はヒトと肝心な点で異なるかもしれないからである。その他、実験室的な研究でも、豊胸材が結合組織病の原因かどうかという疑問に答えることはできない。しかし、これらの研究は、{疫学的研究で観察された〈関連〉が本当に〈因果関係〉を表している}ことの補助的証拠は提供できる。ひとたび危険因子と病気の関連が証明されれば、さらに、どう作用するのかを知るのに、実験室での研究または個々の患者の研究が必要かもしれない。しかし、疫学的研究以外では、その関連を最初に証明することはできない。豊胸材の場合に答を求める唯一の方法は、豊胸材を入れている女性と入れていない女性を比較するか(コホート研究)、結合組織病を発病した女性と発病していない女性を比較するか(症例一対照研究)のいずれかである。
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