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車の「走り」の楽しさ

国内メーカー各社は07年、車だけに許された「走り」の楽しさをアピールする「超」高性能車を次々と発売した。富士重工業は、ランエボのライバル車である「インプレッサWRXSTI」を300馬力で登場させた。日産自動車は430馬力にも達する超高性能のスーパーカー「日産GT−R」の発売に踏み切った。トヨタ自動車が発売した高性能セダンの「レクサスSF」はV型8気筒テンジンから実に423馬力を絞り出す。500馬力以上と噂される同社のスーパーカー「LF−A」の登場も間近だ。

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エンジンはV型10気筒エンジンを搭載する。これまで国内の各メーカーは、国内で発売する車については、エンジン出力の上限を一律280馬力に抑える「自主規制」を敷いていた。しかし、この規制が解禁され、07年には各社の高性能車が、ポルシェやフェラーリなどスーパーカーの領域に踏み込むこととなった。自動車評論家は、「環境問題への関心が高い欧州でも、数年前からドイツのメーカーを中心に500馬力を超すハイパワーカーの開発競争が激化している」と指摘する。ポルシェ、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディなどは、スポーツカーだけでなく、高級セダン車にも「モアーパワー」を競っている。フォルクスワーゲンが、ブガッティのブランドで生産しているスーパーカー「ヴェイロン」のエンジン出力は、実に1000馬力超に達する。