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値段が高いのが難点だが、燃費はたしかにいい

ハイブリッドカーとは、エンジンと電気モーターを積んだ自動車である。クルマがブレーキをかけるとき発電機を回して電池を充電したり、エンジンが効率的にはたらかない低速域などをモーターで進むなどして、燃費を稼ぐことができるように作られている低燃費車だ。1997年にトヨタが初代プリウスを出して以来、ハイブリッドカーは「環境にいいクルマ」としてもてはやされている。日本でもアメリカでも人気を集め、トヨタも一時は生産が追いつかないほどだったようだ。トヨタはこのハイブリッドシステムに自信を持っており、プリウスにつづきエスティマやアルファード、さらにはハリアーに載せている。また、ホンダもホンダで、トヨタとは異なる考え方のシビック・ハイブリッドを売り出している。さて、注目を集めるハイブリッドだが、実際のところ燃費はいいのだろうか。その燃費は普通のクルマとの値段の差に見合ったものなのだろうか。まず燃費だが、これはたしかにいい。同じ排気量のクルマにくらべ、3割は上だ。走る場所・走り方によっては4割がたいいだろう。ガソリン代にしてどの程度違うかといえば、年間に街なかも高速道路も合わせて1万km走行するドライバーの場合、プリウスと1.5リットルクラスの普通のクルマを比べたら、ガソリン代の差は年間3万円程度だろう。単純に比較はできないが、たとえばプリウスとカローラのクルマ本体の価格差は50万円くらいだから、燃費だけで価格差を埋めることは無理だ。しかし、ある種の条件を満たせば、政府や自治体から補助金が出る場合もあるし、税制上の優遇措置もある。そういうものを組み合わせていけば、価格差は埋まるだろう。運転すると、普通のクルマとほとんど変わらない。少々ダイレクト感を欠く独特のフィールがあるが、動力性能は十二分、モーターとエンジンが切り替わるところでもショックはなく、きわめてスムーズだ。おもしろいのは交差点などで一時停止すると、エンジンが停止し、まったく無音になることだ。田舎道などでは、風のそよぎ、虫の音が聞こえてきたりする。これまでのクルマになかった不思議な感覚だ。燃費も重要だが、ハイブリッドカーには先進技術が詰まっており、乗っていてある種のプライドが持てるクルマだと思う。メカニズム好き、新しいモノ好きの人にはオススメだ。
[参考サイト]
http://www.koyama.co.jp/access/futako/